夏は海水浴に、花火にお祭り!と楽しいことがたくさんある良い季節ですが、
「湿気」「暑さ」が苦手で「すごしにくい季節だなぁ」と感じている方も少なくないでしょう。
パソコンも私たちと同じで「熱」や「湿気」が苦手です。
適正な扱いを行っていなければ、パソコンの寿命を縮めてしまうかもしれません。
正しくパソコンの事を理解し、長持ちさせましょう。
パソコンの適正な温度・湿度を知ろう!
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適正な湿度は「湿度20%~80%」 |
各パソコンメーカーのほとんどが適正な湿度として20%~80%を提示しています。 ただし、急激な温度変化で結露させないことが大切です。結露して水滴がつくとショートする可能性があります。 結露が起こらなければメーカーが示すとおりの湿度、起こりそうな環境であれば部屋とパソコンを暖かくし、除湿器などを設置することが大切です。 |
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適正な室内温度は「10℃~35℃」 |
各パソコンメーカーのパソコン使用適正室温を見てみると、ほどんどが動作時の適正室温は「5℃~35℃」または「10℃~35℃」といったものが多いことから、10~35℃くらいがベストだと言われています。 パソコンが暑さに苦手なら、室温を下げればいい!となりがちですが、実は寒すぎるのも苦手なので注意が必要です。 例えばHDDなどモーターで駆動するパーツは低温と高温両方に弱いと言われています。また、電源ユニット、マザーボードなども低温に弱い設計になっています。 |
パソコンの湿気・暑さ対策
知らないうちに、パソコンにとって良くない環境を作っていませんか?
以下の項目を実践しパソコンにとって快適な環境を作ることで、寿命を延ばしましょう。
パソコンを日光の当たる窓際から遠ざける |
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内蔵HDDの動作保証温度は50度程と言われています。室温30度を超える中で、パソコンを直射日光があたる設置場所に置いておくと、軽く50度は突破するとのことです。パソコンは直射日光の当たらない場所で使用しましょう。
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パソコンを掃除する |
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内蔵HDDの動作保証温度は50度程と言われています。室温30度を超える中で、パソコンを直射日光があたる設置場所に置いておくと、軽く50度は突破するとのことです。パソコンは直射日光の当たらない場所で使用しましょう。
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パソコンと壁の隙間を10センチ以上あける |
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パソコン本体と壁の間に10cm以上のすき間を空け、ファン(冷却装置)の空気の流れをさえぎらないようにしてください。また、すき間があってもケーブルや周辺機器などが密集していると、空気の流れがさえ切られることがありますので、
配線や周辺機器の位置などにも注意が必要です。 |
パソコンを定期的に起動させる |
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パソコンを数日間動かさないと、ホコリや湿気が溜まって故障の原因になります。少しだけでもいいので動かしましょう。
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洗濯物や水気の多いところにパソコンを置かない |
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湿度が高い場所でのパソコンの使用は、パソコンの部品をショートや腐食の原因になります。水気のある台所や浴室での使用は控えてください。また、パソコンを使用する時はエアコンや除湿機などで部屋を除湿し、パソコンを水分から守ってください。
特に雨が続き、洗濯物を室内で干さなければならない時はエアコンや除湿機の使用をお勧めします。 |
パソコンを使っていない時はACアダプタをつなげたままにしない |
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パソコンを使っていない時にもバッテリの電力は自然に少しずつ減っていきます。ACアダプタをつなげたままにしておくと、ほんの少しの充電をひたすら繰り返すことになりバッテリーや本体の過熱の原因になります。また。バッテリーの劣化にも繋がるので充電が完了したらACアダプタは外した方が良いでしょう。つないだままの状態で電力使用をストップできるスイッチ付きの電源タップを使うのも便利です。
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冷却グッズを使用する |
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主にノートパソコンの底面に貼り付けて使用する冷却パッドや、電源が不要でメンテナンスの必要がないグルタイプの冷却シート(プレート)、最も冷却効率が高いといわれている冷却台(ファン搭載タイプ)や手軽に利用できるUSB扇風機など、パソコン用冷却グッズは種類が豊富。これらの冷却グッズをうまく使用するのも効果的です。
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もしパソコンが不調なら
夏になり、突然パソコンが故障してしまった場合、湿気や熱が原因で故障してしまった事が考えられます。
- ・ファンの音が大きくなった
- ・パソコンが熱い
- ・電源が突然入らなくなった
- ・パソコンの起動が遅い
などの症状が出た場合には、一度ご相談下さい。
また、パソコンについて少しでも気になることがありましたら、お気軽にご相談ください。
インバースネットがお力になります。